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調布から!行こう石巻・女川ツアー催行しました 2/9~11

「調布から!行こう石巻・女川」ツアーとして、
当プロジェクトで明日2/9から2泊3日で43名石巻・女川を訪問しました。

石巻・女川の観光復興を支援し、石巻の関係者、市民と懇親を図ることで
今後も長く続く絆をつくってきました。

調布から!行こう石巻・女川ツアー
震災を乗り越え、前に進んでいる宮城県石巻市、女川町を
見よう!食べよう!会おう!話そう! 応援しよう!

【 実施日時 】 2013年2月9日(土)7:00 - 2月11日(月・祝) 21:00
【 実施場所 】 東京都調布市、宮城県石巻市、宮城県女川町
【 実施者 】NPO法人ちょうふこどもネット 代表 小林孝
      調布から!復興支援プロジェクト  代表 横山泰治
【 責任者 】横山泰治 (調布から!復興支援プロジェクト 代表)
【 協 力 】社団法人石巻観光協会・調布市観光協会 
【 後 援 】調布市・調布市社会福祉協議会
【 参加者 】 調布より43名 (石巻女川より30名交流懇親会に参加)
【スケジュール】
2月9日(土)
07:00 調布市役所裏 集合・出発
    (調布IC→首都高→東北道→仙台南部道路→仙台東部道路→三陸自動車→石巻河南IC)
14:30 石巻市到着・市内視察
15:00 石巻グランドホテルチェックイン
15:30 石ノ森萬画館 見学・鑑賞・・・①
18:15 全員ミーティング、自由行動
2月10日(日)
08:30~17:00  各プログラムごとに視察・交流・観光
18:00 石巻・女川・調布 交流懇親会受付
18:30 石巻・女川・調布 交流懇親会受付開宴
20:30 石巻・女川・調布 交流懇親会終了
2月11日(月)
午前中 自由行動
12:50 石巻まちなか復興マルシェ 集合・出発 
20:30 調布市役所裏 到着・解散

■発災から2年を前に、日々復興に向けて進んでいる宮城県石巻市・女川町を応援するため、観光や交流を通して調布市民の復興支援の意識向上と今後の継続的な関係を強固にする目的で実施しました。
■主催は、調布市内で青少年の健全育成事業を行う「NPO法人ちょうふこどもネット」と、震災後継続して復興支援活動を行なっている「調布から!復興支援プロジェクト」。今回は、「石巻観光協会」「調布市観光協会」の協力と、「調布市」、「調布市社会福祉協議会」の後援を受けて事業実施しました。
■「NPO法人ちょうふこどもネット」は市内の青少年の健全育成事業を行うと同時に「調布市青少年ステーションCAPS」の運営受託と「調布市観光案内所ぬくもりステーション」のスタッフとしての若年者雇用支援を行っている。本事業ではワカモノの活動に対し、「復興の未来へ行こう!ワカモノプロジェクト!」として東京都の「被災地復興促進支援事業助成金」が交付されています。
■「復興の未来へ行こう!ワカモノプロジェクト!」は2012年10月、石巻市と調布の高校・大学生など若者同士が交流する事業を調布市内で共催。今回の事業で調布の若者が石巻の若者と再会することができました。
■「調布から!復興支援プロジェクト」は震災後2ヶ月に1度程度の割合で支援物資搬送などを行っているほか、震災3カ月後から現在まで継続して市内の店舗やイベント等で宮城県石巻市の物産を販売する活動などを実施。また、宮城県以外でも福島の子どもたちを夏休みに調布に招待する事業などを行っています。
2013年1月20日市報ちょうふで告知、会員、関係者へはメールで告知案内を行い、電話、メールで申込みを受け付けました。
参加した市民は、中学生から83歳まで。幅広い年齢が集まりました。
■29人乗り(補助席含む)マイクロバス を調布病院より借用、同29人乗り(補助席含む)マイクロバスをトヨタレンタカーでリースし、催行。

以下ツアー詳細です。
①石ノ森萬画館見学・鑑賞
ホテルから徒歩で各自自由見学。団体割引で大人ひとり800円が640円で鑑賞。
冬季開館時間は17:00まで。
2月12日からリニューアルのため一時閉館、最後の展示となる作品も。
 

②プログラム活動
2日目日中は5プログラムに別れて活動を行った。これまでコミュニケーションをとってきた各団体に案内、添乗等を依頼し、協力いただきました。

1)女川町見学・交流
11名が女川へ。ホテルからマイクロバスで女川町鷲神浜(わしのかみはま)にあるママサポーターズのうみねこハウスへ。ママサポーターズ代表八木純子さん案内でまずは女川町立病院へ。                                     高台の下でバスを降り、階段・歩道を徒歩で登る。かなり急勾配。高台の位置感覚、徒歩で駆け上がる避難がどのようなものだったかを体感した。脇の道路をつたって津波が上がってきて、病院1Fに水が浸入したとのこと。
病院入口横に慰霊碑あり。全員で黙祷。
 
女川街道(国道389号)にあるうみねこハウスで布草履制作体験。お母さん方がスイスイとミニ草履(オリンピックメダルくらいの大きさ)の作り方を教えてくれます。制作途中、焼きたてのたい焼きの差し入れをいただきました。
制作体験は1~2時間程度、ひとり1,000円。女川のお母さんたちとふれあい、話しながら制作。
初対面でもあっというまに仲良くなります。
 
女川港そばの、女川町観光協会が運営しているショップ、旧・高校グラウンドにある「きぼうのかね商店街」で買い物や、休憩。昼食は女川町小乗の食堂ニューこのりで。
八木さんのご自宅・物置に着。港を見下ろす高台の上にあるが、2Fまで水が上がった様子を見る。
女川原子力PRセンター見学。3・11の時、どのような被害があったか(実際は大事故起こらず)、またどのような安全対策を施しているか、15分のビデオで学びます。
うみねこハウスへ戻るバス車内にて、八木さんから震災当時の体験、ママサポーターズの、子守りから始まり、ご年配の方(当初は女性、次に男性も)のやりがい作りのための支援活動、今後実施したい活動、展望についてなどを伺いました。

2)石巻市北上町十三浜(ワカメ・コンブ養殖)見学・交流
3名と石巻在住の工藤さんが北上町十三(じゅうさん)浜へ。工藤さんの乗用車で移動。遠藤水産の遠藤さんの案内で大指港から船で沖へ。ワカメ、コンブの養殖のようすを見学。
 
3)石巻市福貴浦(ふっきうら)・鹿立(すだち)見学・交流
10名が牡鹿(おしか)半島の福貴浦、鹿立へ。ホテルからマイクロバスで石巻市福貴浦港へ。海と共につながる会の柳橋さんに牡蛎養殖、牡蛎剥き処理場を案内してもらいました。
  
福貴浦会館で震災から今日までのお話を伺いました。福貴浦会館は避難所にもなっていたところ。
日本財団などのボランティアによる浜の復興の記録写真を拝見。福貴浦会館で震災から今日までの様々な体験を話してくださいました。
 
震災直後は、変わり果てた浜を見て、避難生活を送りながら、もう漁はできないんだと、ではどう生きていこうかと途方にくれる日々が続いたが、浜をきれいにし、漁具を回収し全面的に協力してくれた多くのボランティアに勇気をもらったそうです。
昼食は浜のお母さんによる牡蠣尽くしメニュー。500円。

4)ワカモノプロジェクト活動
 
5)みやぎ高齢協石巻パソコン愛好会訪問・交流
調布パソコンサークルの4名が石巻パソコン愛好会の皆さんを訪問、交流。2011年12月石巻パソコン愛好会より、交流グループを求めているとのリクエストを受け、調布パソコンサークルを紹介。メールなどで交流を行ったり、2012年2月本プロジェクトの事業の際にはテレビ電話で話したたりなどしていた。今回、初めて直接対面が実現しました。調布パソコンサークルが、パソコンの技術指導などを行いました。

③石巻・女川・調布 交流懇親会開催
2日目夜には石巻市中心部にある震災当時避難所にもなったホテルで石巻・女川、調布双方で約70名が参加する交流懇親会を行いました。
石巻・女川からの参加団体(敬称略)
石巻観光協会  株式会社街づくりまんぼう  石巻中央公民館
NPO法人法人輝くなかまチャレンジド地域活動支援センターこころ・さをり
遠藤水産  海と共につながる会  ママサポーターズ
女川観光協会  みやぎ高齢協石巻パソコン愛好会
みなと応援村  吉野町自治会


気軽に話せる場を設けたことで、交流が深まり、お互いの悩みとできることの情報交換ができました。
初対面の方、これまでの活動で面識のある方、コミュニケーションの長さはさまざまですが、
双方の可能性を生かす活動に向けて、有意義な会となりました。
 

④その他
1日目石巻入り後、市内視察として 日本製紙のある工業地帯~門脇小学校へ。
「がんばろう石巻」の看板があるところで下車。各自黙とう。看板向かいには、とまりの駅として パネル展示や物産販売テントがありました。
3日目午前は自由行動。
前の晩の懇親会で女川観光協会及びママサポーターズといいコミュニケーションがとれ、女川町のうみねこハウスを訪ねるグループも。その際女川観光協会が、ワゴン車で送迎をしてくれました。ワゴン車はAKB48からの贈呈品。

大川小学校へ追悼の意を捧げるとともにと現状見学へ行くグループもありました。

ツアーへのご参加、ご協力ありがとうございました。
そして心温まる交流をしてくださった石巻・女川の皆さま、今回も皆様の優しさに勇気を頂きました。
「調布から!復興支援プロジェクト」が活動を続けてこれたのは、すべての皆さまの「細く」「長く」の気持ちがあったからこそです。心より感謝申し上げます。
このツアーにとどまらず、細く長く、気遣いのある支援や交流を行っていきます。

  


  • 2013年02月15日 Posted by fromchofu at 12:00今までの活動