たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報調布市 調布市

調布から!復興支援プロジェクトに関わるすべての皆様へ

2014 年度も、皆様からのご理解とご支援、ご参加をいただき
本プロジェクトの年度テーマである、
「『細く』『長く』活動を続け、東北に生きる人との『未来』に向けたパートナーシップ」に沿って
活動を行うことができました。
皆様に心より御礼を申し上げます。
この 4 年間、活動を継続し、新たな事業も増えてきました。
今までの関係を大切にすることで、事業の同日程での重複や一部のメンバーへの負担が集中、
新しい人へのアプローチに取り組み切れなかったこともありました。
一方で、ワカモノプロジェクトやフレンドリーカップなど、それぞれかかわった方が主体的に
行動し始めていることも事実です。
2014 年 11 月の「いま、私にできること~Make an Action~」のように、本プロジェクトが
今までの活動で協力し合ってきた団体や、調布市をはじめとした公共団体との連携を進めることで、
多くの新しい方と活動を一緒にすることもできました。
課題を反省としてしっかり受け止め、その上で、それぞれの活動が発展し、
自立して継続されていくための活動を行うことが、本プロジェクトに必要だと感じています。
調布から!復興支援プロジェクトは、これからも東北をはじめ、復興に向けて共に歩んでいる皆さんに
寄り添い続ける団体として存続してきたいと考えています。
そして、行動したい個人、法人の皆さんが、
無理なく活動ができる環境づくりやきっかけづくりを「細く」「長く」続けてまいります。

来年の 3 月には東日本大震災から 5 年を迎えます。
復興の明るいニュースと今だ解決されない問題が
存在する中で、ネパールの地震、口永良部島での火山噴火など世界各地、日本各地で
災害が頻発しています。東日本大震災をきっかけに皆さんとつながった、調布から!復興支援プロジェクトは、
これからも皆さんのお気持ちを、「細く」「長く」「広く」つなげたいと考えております。
そのために、原点に立ち返り、「今、私たちにできること」にしっかり取り組みます。
1.「細く」 …身の丈に合った活動と他の災害があった地域への支援
これまでに知り合った方、活動を共にした方との絆を大切にしながら
身の丈に合った事業を継続します。そして 4 年前、初めて会った人同士が共に活動をつくる仲間として
本プロジェクトを支えたように、新しい仲間と、これからの東北と、国内外での災害があった地域と
つながっていける活動を行います。
2.「長く」…誰もが長く続けられる組織としての運営
今まで活動してきたメンバーが支えるメンバーとして次世代の活動を支えることができるよう、
会員制度の変更、正会員の募集を行います。
3.「広く」…他団体との協力の推進とすそ野を広げる活動
継続事業は協力団体との共催の度合いを高めて実施し、同時に他プロジェクトへの
支援活動も強化します。そのために、協力団体の皆様も含め多くの方に本プロジェクトについて
知っていただく機会をつくります。
調布から!復興支援プロジェクトが存在し続けることが、いままでに関わってきた方々にとって
災害を「忘れていない」、災害が「忘れられていない」証となります。
存在そのものが支援の一つの形となるよう、
「細く」「長く」「広く」の活動、皆様のご協力とご支援をよろしくお願いいたします。


2014年6月23日
調布から!復興支援プロジェクト
横山 泰治


  • 同じカテゴリー(代表挨拶)の記事画像
    2014年新年のご挨拶
    同じカテゴリー(代表挨拶)の記事
     熊本を震源とする九州地方の大地震 (2016-04-15 07:15)
     調布から!復興支援プロジェクトに関わるすべての皆様へ (2014-03-11 01:00)
     2014年新年のご挨拶 (2014-01-15 13:57)
     調布から!復興支援プロジェクトに関わるすべての皆様へ (2013-03-11 08:00)

    2015年06月23日 Posted byfromchofu at 20:00 │代表挨拶


    削除
    調布から!復興支援プロジェクトに関わるすべての皆様へ